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オウンドメディアとは?弊社にとってオウンドメディアを実施する意味!

今、オウンドメディア運営が
注目されています。

広告に頼らず
自社の情報を自ら発信できる手段として
多くの企業が取り組んでいるのが
オウンドメディア運営

家具・インテリア業界では、ネット通販を主体とした「LOWYA」「タンスのゲン」「NOTIRI」など
多くの企業がすでに参入しています。

オウンドメディアという名前でなくとも、コラムやブログ、まとめ記事などで情報発信をしています。
例えば、以下のような記事です。

https://www.low-ya.com/articles/315

https://brain-sleep.com/blogs/magazine/mattress-how-to-choos

https://www.idc-otsuka.jp/interior-story/item_search/post-14226.html

広告費をかけずに集客できたり
ここから、ECサイトへ誘導したり、近くのお店に誘店させたり、東京インテリアのファンを増やしたり

うまく運用すれば大きな効果につながります。

そこで、今回はこれから進めていくオウンドメディアの
4つの運用ポイントについてまとめました!

オウンドメディアとは

オウンドメディアとは
企業が自社で所有・運営する
メディアの総称です。

なのでWebサイトやSNSアカウント、
紙のパンフレットなども
本来はオウンドメディアと
呼びますが
Webマーケティングの世界では主に
「企業が運営するブログ」を
オウンドメディアと呼ぶのが一般的
です。

オウンドメディアでは
自社が作成したWEBコンテンツを通じて
情報発信をしています。

サイトによっては、WEBマガジンやコラムなどと呼ばれることもあります。

オウンドメディアが注目されている理由

近年、広告に頼らない集客手法として
注目されているオウンドメディア

ユーザーの情報リテラシーが高まり
広告への警戒感も強くなっている今、
企業が信頼性のある情報を
自ら発信することが求められています。

オウンドメディアは
単なる商品PRではなく
ユーザーにとって役立つ情報を届けることで
信頼感を高め、自然な形で
集客や売上につなげていくスタイル
です。

では、そんなオウンドメディアには
どんなメリット・デメリットが
あるのか?
それぞれを詳しく説明します!

オウンドメディアのメリット

オウンドメディアには
以下のようなメリットがあります。

・長期的な資産になる
・ユーザーとの関係性を強化できる
・広告費をかけずに集客できる

中でも大きな特徴は
コンテンツが蓄積されていくこと。

質の高い記事を継続的に発信していくことで
Webサイト自体の評価が高まり
Googleの検索結果で
上位表示されやすくなります

また、将来的にAI検索が標準になる場合にも、
SEOで上位表示されていることは必須条件
になります。

広告とは異なり
オウンドメディアのコンテンツは
一度作ればWeb上に公開され続ける資産です。

たとえば
広告は掲載をやめれば
即座に露出が止まってしまいますが
オウンドメディアは
書きためたコンテンツが
長期的に集客し続けてくれます。

広告は広告費の投入が必要ですが
オウンドメディアは広告費をかけずに
集客ができる
点もメリットです。

継続的に検索からのアクセスが
見込めるようになると
集客コストを大きく抑えながら
効果を持続させることが可能です。

初期投資はかかりますが
長期的に見れば広告に頼らない
コストパフォーマンスの高い
集客チャネルになるのが
オウンドメディアの強みと言えます。

また記事を通じて
自社の思いや専門性を発信することで
ユーザーとの信頼関係を築ける
のも
大きなメリット。

情報を「売り込み」ではなく
「価値提供」として届けることで
自然な形でファンを
増やしていくことができます

オウンドメディアのデメリット

オウンドメディアには
もちろんデメリットもあります。

・効果が出るまでに時間がかかる
・初期費用や運用コストがかかる
・コンテンツ制作や運用に担当者が必要

オウンドメディアは広告のように
すぐに結果が出るものではありません。

検索エンジンに評価されるまでには時間がかかり
半年〜1年以上かかることも一般的です。

そのため
短期的な売上アップを期待している場合は
別の施策との併用が必要になることもあります。

自社でメディアを立ち上げるには
Webサイトの構築費用やデザイン費、
コンテンツ制作のためのライター費用など
初期費用も必要
になります。

ただ、これもWordPressやAIライティングを用いることで
費用を最小限に圧縮することは可能
です。

さらに
継続して運用していくには
時間と人的リソースが必要です。

「とりあえず始めてみる」だけでは
思うように成果が出ないのが
オウンドメディアの難しいところ。

SEOの基本や
ユーザーのニーズを意識したコンテンツ設計、
アクセス解析をもとにした改善など、
一定の知識やノウハウが必要
です。

また、担当者が明確に決まっていないと
更新が止まってしまい
「更新されていないサイト」という
マイナスイメージを持たれてしまう
可能性もあります。

オウンドメディアを成功させる4つの運用ポイント

オウンドメディアを成功させるための
4つの運用ポイントを解説します!

①運営目的とターゲットを明確にする
②良質なコンテンツを作る
③SNSと連携して拡散する
④データ分析を行いブラッシュアップする

それぞれ見ていきましょう!

①運営目的とターゲットを明確にする

オウンドメディアを成功させるには、まず
「誰に向けて、何のために運営するのか」
という目的とターゲットを
明確にすることが重要
です。

オウンドメディアは
自社で自由に情報発信ができる反面
方向性がぶれてしまうと
何を伝えたいのか分からなくなってしまうことも。

たとえば
・ブランディングのために認知度を高めたい
・自社商品の良さを深掘りして伝えたい
・東京インテリアのファンを作りたい

など、目的によって
発信すべき内容やトーンが大きく変わります。

また、想定する読者像(ペルソナ)を
具体的に設定することで
コンテンツの内容や切り口もブレにくくなるので
ペルソナの設定も重要です。

さらに、運用の効果を正しく測るためには
KGI(最終的な目標)とKPI(途中経過の指標)を
明確にしておくこともポイントです。

月間PV、記事の滞在時間、資料請求数など
現実的かつ継続的に追える指標を選ぶ必要があります。

②良質なコンテンツを作る

オウンドメディアの中心となるのは
もちろんコンテンツです。

この「良質なコンテンツ」とは
企業の言いたいことを発信することではなく
ユーザーが本当に求めている情報

届けることを意味します。

まずは
ユーザーが検索するキーワードや悩みから
テーマを選び、検索ニーズに沿った
コンテンツ企画を立てます

そのうえで
読みやすく、分かりやすい構成を意識し
専門用語ばかりにならないよう注意します。

また、SEOの基本である
タイトル・見出し・キーワードの配置や
使い方も重要
です。

特にSEOでは、競合サイトが対策している
キーワード選びが非常に重要
です。

2025年4月段階で、ソファというキーワードでの
Googleでの弊社の順位を掲載します。

左から、弊社 ⇒ IDC大塚家具 ⇒ LOWYA ⇒ タンスのゲン ⇒ ニトリ の順になります。

これは、弊社のオンラインショップのドメインでの検索順位です。
LOWYAやタンスのゲンなどネット通販を主軸としたサイトは
「ソファ」「ソファ2人がけ」「ソファレザー」などのキーワードで検索順位10位以内
に対し、残念ながら弊社では、どのキーワードでも10位以内に入っていません

これは、コンテンツ自体がないためです。
そのため、今後このようなキーワードで上位表示することで、
家具を購入する際に、必ず比較されるキーワードで上位表示を目指し、
ここから、弊社の商品ページへと誘導
し、商品の良さを紹介する必要があります。

また、既に強い競合サイトでも対策していないキーワードも、「ミエルカ」や「Semrush」などで
見つけることで、効率的に早めに上位表示できるキーワードを発掘することが可能です。

③SNSと連携して拡散する

どれだけ良い記事を作っても
ユーザーの目に触れなければ
読んでもらえません。

そこで活用したいのがSNSとの連携です!

オウンドメディアの記事を
SNSと連動
させることで
より多くの人に届けることができます。

特にSNSは拡散力があるため
読者がシェアしたくなるような
アイキャッチ画像や
投稿文を工夫することも大切です。

また
SNS経由でオウンドメディアに
誘導するだけでなく
SNS上での交流を通じて
ファンやリピーターを育てることもできます。

さらに
TVCMやインスタ、LINEチラシやYouTubeと
組み合わせて発信することで
メディアミックスという手法で複数のチャネルから
集客を強化
することも効果的です。

④データ分析を行いブラッシュアップする

オウンドメディア運営は
記事を公開して終わりではありません。

公開後のアクセスデータを分析し
改善を繰り返すことが
成果を出すうえで欠かせないプロセスです。

そのために、「ミエルカ」や「Semrush」の様なSEO対策ソフトは必須となります。
これらのツールを使うことで、


・思ったほど読まれていない記事がある
・検索順位が上がらない


などの課題が見えたら
タイトルの変更、内部リンクの追加、
記事内容のリライトといった
改善施策を実行することが可能です。

このような定期的な振り返りと
改善を続けることで
オウンドメディアは少しずつ育ち
信頼される情報源として成長していきます。

東京インテリア60期はOMO元年と位置づけオウンドメディア事業を強化します

来年の八王子店のOPENに向けて、弊社もOMOへの取り組みが始まっています。
また、共通ポイントの取り組みについても模索段階にあります。
後発ではありますが、オウンドメディアを始めるには今が絶好のチャンスだと思います。

マーケティング部では、60期を東京インテリアのOMO元年としてオウンドメディア事業を強化していきます。